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<iPS細胞>ALS治療に道 京大研究所が発表 【ニュース】 [親の病]

まるごと引用します。
↓↓↓

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120802-00000017-mai-soci
<iPS細胞>ALS治療に道 京大研究所が発表
毎日新聞 8月2日(木)3時0分配信
 筋萎縮性側索硬化症(ALS)の治療薬開発につながる物質を、患者から作った人工多能性幹細胞(iPS細胞)を使って世界で初めて確認したと、京都大iPS細胞研究所の井上治久准教授(神経内科)らが発表した。「アナカルジン酸」という物質で、神経の異常を改善する働きがあるという。米科学誌「サイエンス・トランスレーショナル・メディシン」電子版に1日掲載された。

 ALSは脳の指令を筋肉に伝える神経細胞(運動ニューロン)に異常が生じ、徐々に全身の筋肉が動かなくなる難病。国内の患者は約8500人とされ、有効な治療法がない。


 研究グループはALS患者のiPS細胞から分化した運動ニューロンの性質を調べた。
その結果、信号を伝える神経突起の長さが正常な場合の約半分しかなく、細胞質に「TDP−43」という特殊なたんぱく質が凝集するなど、実際の病理組織と同じ特徴が観察された。このたんぱく質が増えると、神経細胞の形成に関係する遺伝子の働きに異常が生じ
ることも分かった。

 さらに各種の試薬をニューロン細胞の培養液に加える実験を繰り返した結果、アナカルジン酸が「TDP−43」の合成を抑えることが判明。神経突起の長さも16時間後には通常の長さに回復した。

 井上准教授は「動物実験でなく、患者のiPS細胞から作ったニューロンで効果を確認した意味は大きい。安全性の確認など課題はあるが、一日も早く新薬を開発したい」と話している。

【榊原雅晴】

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ちょっと未来が明るくなるニュース。
実用化が待ち遠しいですね。
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